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トルコ絨毯 とは
トルコ絨毯の最大の特徴は縦糸2本に横糸で二つづつの結び目を作っていく《ダブルノット方式》で織られていることです。
一般的な結び目一つ(シングルノット方式)の絨毯と比べて結び目が多い分だけ丈夫であり毛足を短く刈ることが出来るので薄く仕上がり、ダニやホコリが溜まりにくく清潔です。
また長い間家具などを置いても毛足が寝ることもありません。
湿気の多い日本の夏でも畳の感覚で快適にお使いただけます。
トルコ絨毯の至宝「ヘレケ絨毯」が登場したのは1891年です。

ヘレケ絨毯とは
シルクの生産地プルサの近くヘレケにアナトリア地方の田舎から熟練した織り手を集めて、当時のスルタンが宮廷用や王侯貴族への贈り物としての高級シルク絨毯を作らせたのが「ヘレケ絨毯」のはじまりです。
イスタンブールから程近いイズミット湾の小さな町ヘレケで絨毯が織られるようになったのは1848年ですが工場の火災により暫く生産は中止されていました。オスマン帝国の象徴であったトプカプカ宮殿が火災で焼け落ちたため新たに建築された宮殿を飾るために1891年に再び熟練した織り手を集めて精巧な新しい「ヘレケ絨毯」の生産がはじまりました。
1平方センチ当り60~200ノット、中には500ノット以上の細かいものもありますが現在ではこのような優秀な織り手は少なくなっておりヘレケ絨毯の価値はますます高くなっております。
シルク絨毯はサラッとして夏でも快適でありその耐久性は100年以上と云われております。使い込まれて価値も高まり、現在100年以上経ったものはアンティークとしてとても高価です。当時ロイヤルカーペットととして王侯貴族しか使うことを許されていなかった「ヘレケのシルク絨毯」は1923年トルコ共和国を建国したアタチュルクによって一般市民にも使用が許されました。
現在「ヘレケ絨毯」は手織り絨毯の最高峰として世界中の人々に愛用されております。
トルコ絨毯の歴史
テントで暮らす遊牧民によって織られはじめ、寝具や日除けとして使われていた平織りの織物(キリム)は地べたに直接敷くには薄くて冷たいことから暖かい織物にしようとラクダや羊の毛で織った毛先を刈り込まず厚みのある敷物(絨毯)として作られるようになりました。
しかも貴重な家畜の毛を使う敷物は丈夫で長持ちするものでなければなりません。その為にさらに縦糸に横糸二つづづの結び目を入れて編むようにしたのがトルコ絨毯ダブルノット方式の始まりです。
トルコには絨毯を織る数百の部族があり、それぞれの部族が固有の色と織り柄を継承しており、絨毯の紋様と色を見れば何処で織られたものか判ります。各部族ともにダブルノット方式を重用継承して今日のトルコ絨毯に発展しました。
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